米沢に鯉がやってきたのは、今から200年以上前のことです。米沢藩九代藩主、上杉鷹山公が庶民の冬の貴重なたんぱく源として、米沢城のお堀で鯉を育てたのが始まりといわれています。
鯉は川魚特有のくさみがあると思われがちですが、米沢鯉は雪解け水や沢水といった自然の水で飼育されているため、くさみはありません。